高岡銅器は、銅合金による鋳造技術から作成され、原型、鋳造、仕上加工、着色という工程で製造されます。
高岡銅器の製造プロセス
原型  ー デザインスケッチにそって木材、石膏、粘土などで型を作る。
鋳造  ー 原型から鋳型をつくり、そこに地金を流し込んで型を完成させる。
仕上げ ー数百種類のたがねやキサギを使って鋳物生地を削り製品生地にする。 
研磨  ー金剛砂を使用してグラインダーで削り落とす。鏡面研磨などで光沢を出す。
​着色  ー防蝕と化粧を兼ねて表面に皮膜をつける。伝統的な薬品で銅本来の性質を引き出す古代色の他にラッカーなどを吹き付けて高温で焼き付ける塗装色がある。
彫金  ー型紙、下絵に基づいてタガネやキサギを駆使して線や模様を彫り込む。
象嵌  ー鋳造品の表面に金、銀、白金などをはめ込む。

煮込み
煮込み
下色に漬け込む
下色に漬け込む
乾燥させる
乾燥させる
おはぐろ(鉄錆の焼き付け)
おはぐろ(鉄錆の焼き付け)
完成品
完成品

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